いつまでも元気でいると信じ込んでいました。

いとこの家にいた、人懐こくて、いつも元気いっぱいだったダックスフントのバロン。しばらく遊びに行っていないうちに、年をとって病気になったと聞かされました。三年前、もう人間の歳でいったら60歳くらいね、と叔母は言っていたのですが、食欲も運動量も若い時と変わりませんでした。法事でいとこの家に行ったとき、久々に会ったバロンは、お尻のあたりの毛が薄くなっていました。昔と同じ様に、人が来ると喜んでクルクル回り、かまって欲しくて寄ってくるのですが、前より動きが遅くなって、疲れやすい様です。「クッシング症候群らしいのよ」と叔母は言いました。老犬に多い病気らしいのです。毛が抜けるのもその症候だそうで、通院しているとのこと。人間と同じに歳はとるけれど、動物は喋らないので早期発見が難しいそうで、薬を餌に混ぜるのが一苦労だけど、良くなっているから頑張ると、叔母は言っていました。

ペットも人間も、同じように年をとりますが、人間でも年だからと油断していると、実はかなり病気が進行してしまっていることがあります。でも、家族などに「なんだか疲れるんだよね」などと、少しでも話せば、周りには伝わります。でもペットの場合、若い頃より動きが鈍くなっても、「年だよね、しょうがないよね」となって、放っておきがちです。クッシング症候群は、まさにこの《年をとったからだよね?》という症状なのです。ホルモンのバランスが崩れてしまう病気なのだそうですが、動きが遅くなり運動を嫌がる様になります。食欲が落ちて、毛が抜けてしまったりもする様です。どうしても、年齢からくるからしょうがない、と思われがちな症状なので、本来は薬の投与や犬のクッシング症候群フードなどで改善されるのに、知らない間にペットを苦しめていることもあるのです。老犬のケアは、年だからと安易に考えずに、変化に注意して見守るべきだと思います。